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第4話 「私と彼女の同棲生活」

2010年6月末日から、私と彼女の同居生活が始まりました。最初の1週間は、新生活の始まりからか彼女の体調は比較的良い感じでした。1週間がたった頃から、彼女の体調が急変しました。彼女の体調不良は、特に①イライラしている②突然泣き出す③突然家をでる④しんどくて動けない⑤大量に薬を飲む⑥リストカット⑦鬱などが主です。
私は彼女が何を悩んでいるのか質問したところ、一番は金銭面での問題でした。彼女は病気になって、自己破産・友人に金銭借用・病院の入院代の支払いなど様々な問題にぶち当たってしまい、精神的にかなり病んでいたようです。その悩みを話すのもいいづらいのか鬱になったときに1つ、また1つと問題を話しはじめました。その話を総括すると、支払い期限(電話代や病院代など)が近づいてくるため、どうするか悩んでいたようです。
私は金銭トラブルに対してとても敏感だったので、私が支払うかどうか躊躇しました。しかし、彼女は贅沢してて金銭トラブルに巻き込まれたのではなく、仕事をしたいが働けないために借金したことを理解し、私は彼女の支払いをすべて支払う決心をしました。
支払いに関する問題は解決したのですが、他にも彼女のストレスはあります。彼女は病気になって以前のように遊びにいけないことや、自分の服やアクセサリーなど買えないなどたくさんありました。
また、私が生活費や支払いすべてを引き受けたことで、私に対する申し訳なさで自分は何で生きているんだろうと感じていたようです。私は彼女のストレスをすべて解決してあげたいとは思いますが、何せすべて金銭的に絡んでくる話なので、自分と彼女の支払いや彼女と遊びに行くお金などを考えるとすべて満たすことは無理でした。
私がお金についてもう少し節約したいなどというと、必ず鬱に入り、私の存在が悪いと思い込んでしまい、当時は仕方がなく遊びにつれていったりしました。週に4日以上はカラオケやダーツ、ゲーセンを行うだけではなく、外食も週4回はいきました(当然、毎月赤字ですよね><)。
それでも、彼女は全く遊んでないと感じてしまい、私はこれは鬱によりそのように感じてしまうのではないかと考えました。このような生活はずっとできないので、私は彼女と一緒に病院へ行き、病気の勉強を一緒にすることにしました。
これまで彼女が通っていた病院は私の住むアパートから車で約2時間かかるところにあり、彼女の金銭的な事情から1ヶ月に一度病院へ通うような感じでした。私の願いとしては、近場でカウンセリング回数を多くすることができる病院を探したいと考えました。
しかし、彼女は同居で私の元へきているため、両親が近くにいないという理由で引き受け先がなかなかみつけられません。病院に治療を断られる度に彼女の体調は悪くなり、鬱の頻度も前にまして増えるようになりました。そのようなときに、3件目の病院で彼女を引き受けてくれる病院が見つかりました。その病院はT病院で、私のアパートから車で15分のところにあります。彼女も一安心してくださり、そのT病院の先生は彼女のことをよく理解してくださるとても良い先生でした。彼女は初めて信頼することができる先生に出会えたと喜んでくれました。
ここで、彼女の病名について少しお話します。病院を移動するということで、以前通っていた病院から、診断証明書をいただきました。断られた病院が診断書の封を開けていたため、私はその内容を読むことにしました。私は彼女から「パニック障害」と聞いていただのですが、彼女はパニック障害と一緒に解離性同一性障害(多重人格)にかかっていることを知り、彼女の病気の重さを実感しました。
これまで、いろいろな病院に断られた理由はこの病気にもあり、この病気を治すためには介護側にも大きな負担がかかる覚悟が必要です。私は彼女の夫でもなく、ただの同居人なのですぐに投げ出すと思われたと感じました。診断書を読み、私はこのまま彼女と一緒にいて本当に幸せなのか考えるようになりました。今思えば、私にはまだ彼女と一緒に生活をする覚悟が足りなかったのだと感じます。
どこかで、健康な女性と付き合えばこのような苦労をしなくてすむし、今まで自分が気づきあげてきた財産や職場など失う可能性もない。精神病の彼女と一生付き合うというのはこのようなリスクをおうことなのだと実感させられ、彼女に対する同情・私自身のお人よしさなどでは我慢できないレベルであることを理解した瞬間でした。同時に彼女が私に言った、「自分は周りを不幸にする人間だから、もし私のことが重くなったり、嫌いになったら捨ててもらってかまわないからね」という彼女の覚悟を理解することもできました。私は「彼女と一生一緒に生きていく」ということを心に決めたことを今でも鮮明に覚えています。
話を戻しますが、病院では当時出始めたばかりの「サインバルタ」をいただき、新しい薬にチャレンジすることにしました。薬の効果は人それぞれとは思いますが、この薬が彼女の人生を変える大きなきっかけになるとはこのとき知る由もありません。
その頃の彼女は、アパートから自転車で通えるバイトをみつけ、週4日働くことになりました。実はアルバイトの件も当時かなり私ともめておりました。私的には仕事しないで療養してほしかったのですが、仕事しないと私に金銭的に負担をかけてしまうもうしわけなさで心が負けてしまうという彼女の意見を尊重し、仕事開始する許可を出しました。このバイトは後に解離性同一性障害とはどういう症状なのかを思いしるきっかけとなりました。

つづく


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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

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ひまわりさんへ

初めまして、「精神病の彼女と僕」著者のよっし~2です。
大変嬉しいコメントと私のブログを最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ひまわりさんも、大変お辛い日々をお過ごししたことだと思います。
私も妻も、ご家族を含めたひまわりさんのお気持ちよく理解できます。
病名も幾度とかわり、妻は錯乱状態になったこと、今でも鮮明にお覚えています。
しかし、今の担当医と知り合い、病名は無意味であることを学びました。
担当医は以下のように言いました。
「病状は心が傷つくと思って、無意識に守ろうとする行動が病状であり、その守り
方によって病名がかわるだけだ。だから、治療には病名など関係ない。治療は無
意識に守ろう行動しなくても良いということを教えてあげることだ。
まず、心は光であり、形がないものだから傷つくことはない。だから、無意識に守ろ
うとしている意味などないのだ。ただ、怖いだけなんだ。だから、無意識に守ろうと
する行動を止める方法を一緒に探そう。」と言ってくれました。
すると、妻は病名など何でも良いと感じることができたのです。
担当医のおっしゃることは私個人としても納得できました。もともと心は形などない
ので、守る必要はないのです。しかし、人は動物であるために自分で自分を守ろう
とする機能を持ち合わせます。
本来は「肉体」を守るためにあるものの、「心」が傷つくと脳が勘違いをして行動する
ようになり、「精神病」を生み出したのではないか?と私は感じています。
妻は私のために毎日頑張ってくれます。しかし、頑張りすぎると、病状が悪化し、苦
しむこととなります。
だから、妻には「自分で自分を守る」方法を私と一緒に探すことで、「無意識に心を
守ろう」とする機能を「必要ない」と感じさせられるように今もリハビリに励んでいます。
私は妻と出会い、精神病の理解が以前よりもできるようになりました。理解ができる
というのは、「自分で納得できる」ことでもあると私は考えています。
そして、「自分で納得できる」ようになったということは、「自分で自分を大切にする力」
を鍛えているということにつながります。なぜなら、妻がパニック等で暴れても、以前の
ように私は妻に対して「イライラ」したり、「どうしよう」と思ったりしないからです。むしろ、
妻は「私に迷惑かけないように頑張っている」と感じれるようになったのです。
精神病はご本人にとってはとても辛い病気です。それは自分が辛いだけではなく、周
りに迷惑かけてしまうからだと思います。
しかし、一緒にいるものにとっては、「自分を自分で大切にする力」をつけることができ、
自分の「悩み」や「不安」を乗り越える修行になると私は感じるのです。
誰でも、「安心」を得るためには「悩み」や「不安」などを乗り越えなければなりません。
でも、乗り越える前はとても辛いのです。それを乗り越えれない人は、今が病気でない
にしても、いつかは病気になるということです。少なくとも、私は妻に対して、私を「楽」と
感じる方向に導いてくれたように感じております。
ひまわりさんのお子様もとても大変だったかもしれませんが、その分、強い子供に育っ
ているかもしれませんね。
それは、ひまわりさんが頑張って生きているからだと思います。私のつたない経験では、
「諦めない」親の生きる姿は、本人が理解していなくても、しっかり頑張っていきる人間
になると考えます。なぜなら、人は無意識に「真似」して生きており、ひまわりさんが諦
めない行動をすれば、お子様も諦めない行動をしようとするからです。
ひまわりさん、良く頑張りましたね。これからも、お互いに前へ歩いていきましょう。
長々と私のことを記載しましたが、読んでくださりありがとうごいざます。

よっし~2

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Author:よっし~2
 精神病の彼女と僕が精神病を乗り越えて結婚までを描いた日常を「ドラマ」に記載しております。今では彼女から妻へ変わり、さらに病状は日々改善しております。
 その際、介護側である私が思いついたことや、病気の紹介などを「治療方法」に記載しております。
  2013年2月より「精神病の彼女と僕 ~私と彼女が幸せを掴むために~」が「まぐまぐメルマガ」でデビューすることになりました。
 もちろん、本メルマガは無料であり、週間となっております。ご興味のある方はご登録のほどお願いいたします。
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